ご参加、ご協力くださった皆さまに感謝申し上げます。
この展覧会に向け、初めて油絵を描くと言う生徒さんや、初めての風景画など、“初めて”のチャレンジに果敢に取り組む生徒さんの姿勢を日頃から多く目にしました。
今回の展覧会で、他のアーティストの方々の作品にもたくさんの刺激を受けたことと思います。
感染症対策に気をつけながらではありますが、他にも興味のある美術展があればどんどん足を運び、感性を磨いていくのもいいですね。
きっとまた新しい表現に出会えることを楽しみにしています!
さて、展覧会を終え、最近のレッスンでは鉛筆デッサンに取り組む生徒さんが増えています。


鉛筆と練り消しゴムのみで描くというシンプルに思える技法ですが、対象物をモノクロに変換して描くことで“眼“が鍛えられます。
光と形を追う習作としてではなく、四角い画用紙の中を白い空間に見立てしっかりと一枚の作品にしていく責任感が生まれてきましたね。


白いモチーフでも、光からの面の向きや距離を整理し清潔感ある絵に仕上がっています。

こちらはゴッホの素描の模写です。筆跡を丁寧に追っていて大変完成度が高いです。
巨匠と呼ばれる歴史的な画家も模写は積極的に行なっていました。
基礎デッサンを学ぶことでカラーの平面作品だけでなく、立体への意識も変わるはずです。
2021年のジュニアクラスのレッスンも今日が最後となりました。
また来年、皆さんに会えることを楽しみにしております。
良い年の瀬をお過ごしくださいませ。